千麗舞の夕 ー鶴見和子先生へー
挨拶文


初夏の候 皆様お変わりはございませんか
私は「カミーユ・クローデル」スイス フランス公演から帰国して三ヶ月
ようやくちょっと落ち着きました
そして何かしら自分の為さねばならぬことのように思えて
千麗舞の夕 〜鶴見和子先生へ〜 の公演に取り組んでいます
力強く美しい声 明晰な言葉で 励まし 力づけ
私の仕事を支えて下さった鶴見和子先生
御著書の「あとがき」に 私のことを書いて下さった一文が
海外公演を決意させ ポーランド スイス ドイツ イタリア
今回のフランス公演へとつながってきました
和子先生の最後の舞台となった 古典「賎の苧環」は
私にとっては二十八年振りの上演
創作 ー南方熊楠曼荼羅よりー 「翠点」は
日数少なく不安ではありますが 力を尽くしたく思います
はからずも和子先生が 私に云い続けられた
日本舞踊のこれまで と これからです
山荘は遠路ですが 随分 涼しく
お運び頂け増したら 有り難く存じます


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